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今回は新しい読書会の形式、「『課題本』読書会」についての記事です。

RENSの読書会はだいたい、参加者が自分のお気に入りの小説を持ち寄って紹介しあう「紹介型の読書会」を開催しています。それに加えて今後は、一つの本に絞って、より深く掘り下げるいわゆる『課題本』の読書会を開催したいと思っています。

「課題本」の読書会

まず、「『課題本』読書会」とはどういうものなのか、少しご説明します。「課題本」の読書会では、あらかじめ選定した一冊の本について参加者同士がそれぞれの視点や感想を交えながら、じっくりと掘り下げていくのが特徴です。

全員が同じ本を読んでも感じることや興味を持つ点は人それぞれです。それはその人の読書遍歴や人生経験、価値観から湧き上がるもので、そこが大いに盛り上がりを見せることでしょう。

「課題本読書会」の魅力は、深まる読書の楽しみです。

「紹介型」読書会との違い

通常の読書会では、参加者がそれぞれのお気に入りの本を持ち寄り、短い時間で紹介することが主な目的です。一方、「課題本」の読書会では、一冊の本に絞ることで、その作品についてより詳しく知識を深めることができます。その結果、普段の読書以上に作品の奥深さや魅力に気付くはずです。

ジャンルを限定した紹介型の読書会を開催することもあります。
例えば、ホラー・ミステリー・SF小説限定の読書会を開催した場合、参加者はそれぞれが読んだ作品について熱く語り合うことができます。ある程度ジャンルを限定することで読んだことのある作者や作品に出会い共感を呼ぶことがあります。
さらに、海外小説限定や本屋大賞限定の読書会も興味深いでしょう。それぞれのテーマに合わせて、参加者が自身のおすすめ作品を紹介し合うことで、新たな作品に触れる機会を得ることができます。

「課題本」読書会の奥深さ

作中の文章や表現、比喩、文学的な点も語ることができて作品の魅力を引き出すことができます。
ある「課題本」小説が人間の葛藤や喜怒哀楽を描いている場合、その人物について深く語り合うことができます。

参加者同士が深い議論や洞察を通じて新たな視点を得る機会でもあります。それぞれの解釈や感じたことを共有し合うことで、作品の奥深さをより深く探求することができます。

例えば、ある小説の登場人物の行動や心理についての議論が白熱し、「この登場人物はまさに現代のヒーロー像を象徴しているのではないか」といった意見が出るかもしれません。それに対し、別の参加者は「登場人物の葛藤や苦悩は、読者自身の内面と繋がりを持っているように感じる」と主張するかもしれません。こうした議論と共有が、読書の醍醐味をより一層引き立てるのです。

また、緻密なミステリー小説であれば、「筆者は読者を巧妙な迷宮に誘い込み、真相に辿り着くまでの興奮と驚きが待っている」といったネタバレありのトリックや作者の意図についても言及できます。

最後に

以上が、これからRENSでも開催する新しい形式である「課題本」読書会についてのブログ記事でした。普段の紹介型の読書会とは異なるアプローチで、一つの本に絞って深い探求をすることで、作品の奥深さや魅力に迫ることができます。参加者同士の共感や議論を通じて、新たな発見や読書の喜びを共有することができるでしょう。

それでは、皆さんもぜひ「課題本読書会」に参加してみてください。新たな読書の世界が広がり、深まる読書の楽しみを存分に味わうことができることでしょう。

皆さんにとって最高の「課題本読書会」が開催されることを願っています。

読書会って? の記事はこちら

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