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読書家の皆さんはたくさんの本を読むとき、没頭する時間を堪能したり、読後感に浸ったりと、それぞれの楽しみ方を見つけているでしょう。今回は、個人的な想いを入れた、記憶に残る読書体験についての記事です。

仕事の後、コーヒーショップで読書

サラリーマン時代には、仕事が終わった後にコーヒーショップで小説を読み耽ることがよくありました。そのお店は、コーヒーが美味しかったり、店内がお洒落ということも特にありませんでした。それでも小さなカウンターのスペースで、ただひたすら本を読み進めていただけで満足感を得られました。すっかり暗くなった街並みを歩きながら、読み進めた内容をぼんやりと思い浮かべ薄暗い街灯を眺めて帰路につきました。

時間を気にせずに、集中して本が読める場所が家の近くにあるのはいいですね。人は集中している時に幸福を感じるというデータもあります。私も雑念が入ってこないくらい本の世界に入り込めた後は清々しい気分になります。きっと共感してくださる人も多いのではないでしょうか。

旅行に備えて用意した小説が気分にピッタリだった

普段は、今日はこんな雰囲気の本を読もう! と、積読本の中から気分で選ぶのですが、旅行に行く時に持っていく本は事前に厳選します。

長期休暇をとって外国に旅行した時、本の中でも日常とは離れた物語を読みたいと思っていました。当時ハマっていたアメリカのハードボイルド作家レイモンド・チャンドラーの作品を持っていきました。旅行期間中に読み終え、最高のお供になりました。行きはこれからの楽しみがつのる気分の中で、帰りは旅行中の出来事を思い出しながら読み、移動中も退屈することがありませんでした。

同じ本を、もし旅行中でなく自宅で読んだとしても、あんなに深く世界観に浸れなかったと思います。旅行以外でも特別に決めて読むチャンスを考えてみたいです。

夢に出てきてしまう

特にSFを読んでいると起こるのですが、想像力を掻き立てられる作品は夢で大暴れします。

物語の構造がわからなかったり、読みながらインスピレーションを得ると、ホワイトボードに書き込んで情報を整理するようにしています。書いているとホワイトボードからはみ出るほど膨らんでしまう事があるのですが、壁に書き込んでしまうほどでは無いので、端折ったりなんとか枠内にねじ込みます。

きっと夢の中だとそんな制御が効いていないんでしょう。大体は、なんだかすごい夢見たけどあんまり覚えていない……と残念な気分になるのですが、前日に読んだ本の影響だという時はちゃんと解ります。夢の中にメモ帳を持っていきたいです。

より良い読書体験を

RENSは、店舗ではもちろん、日常の読書体験をより良いものにしたいと考えています。

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