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2023年2月17日のフリージャンルの読書会で紹介された本はこちらです。

『落ちこぼれ―茨木のり子詩集 (詩と歩こう) 』 著:茨木のり子 / 水内 喜久雄 理論社

背中を押されたいあなたにおすすめの詩集です。

フリージャンル読書会ということで、小説ではなく詩集を紹介してくれました。

まず目にとまったのが装丁です。『落ちこぼれ』というネガティブなタイトルからは想像もできないような温かみがあって親しみやすい表紙が可愛らしく描かれています。どことなく絵本のような雰囲気もありました。

ジョジョの奇妙な冒険

読書会本とは別に、紹介された方は大のジョジョ好きでした。
当日(2/17)はウルトラジャンプ2023年3月号の発売日で新連載として巻頭カラーで 『ジョジョの奇妙な冒険』第9部『The JOJOLands』が表紙を飾っていました。   

詩集『落ちこぼれ』とは反対にジョジョのキャラクターがでかでかと存在感を示しています。
読む用と観賞用の2冊購入されていました。

私も『ジョジョの奇妙な冒険』は好きなので詩集の前に、承太郎や仗助の話題で盛り上がりました。

【あらすじ】

現代女性詩人のトップランナー、茨木のり子が人間を見つめ続ける詩を網羅。「わたしが一番きれいだったとき」「落ちこぼれ」ほか全33編。子どもから大人まで、すべての人に贈る現代詩集シリーズ。

(引用元:「MARC」データベース)より

たくさんの付箋が張られた詩集

気に入った詩や、ページに張られた付箋が本からはみ出しています。
この詩集を読んでから生きることや働くことを改めて考えさせられたそうです。

背筋が伸びる。背中を押される。

表題の「落ちこぼれ」という詩のページを開いて読ませてくれました。
落ちこぼれを”和菓子の名前につけたいようなやさしさ”と始まり、感情を強く揺さぶられるような詩が続いていました。

前向きになれるだけではなくて、ときに力強いパンチもきいていました。

「落ちこぼれと思ったことはありますか?」

初対面の読書会の場でありながら、キレのある質問でした。
それでも全然嫌味はなく「自分は落ちこぼれ?」というのは誰もが自分自身に投げかけたことある共通の感覚だったのではないでしょうか。


「波紋じゃないですよ」

日常生活でもまわりに助けられているということを思い知らされるーーそして前向きに。
茨木のり子詩集を読んでいると心にポジティブな感情が広がります。
それが波を打って円形にのびていく。

紹介された方は『ジョジョの奇妙な冒険』の大ファンです。
締めくくりはジョジョの幽波紋とかけて終始楽しく話をしてくれました。

最近ほとんど詩を読んでいないことに気づき、また読んでみようと思いました。

その他に紹介された本はこちら

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