8月29日(土)小説(ジャンルは自由)限定読書会開催 / RENS(大阪の箕面)
小説限定(ジャンルは自由)読書会 2026年8月29日(土)
「この本、どうでした?」というところから始まったはずなのに、気がつけば話はどんどん横道へ。
本の感想から、登場人物の話、作者のこと、さらには「それって今でいうと何?」という話まで。
集まったのは、実在の人物を描いた時代小説、グリコ・森永事件を思わせる社会派ミステリー、モネやマティスなどの巨匠たちを描いた芸術小説、そして「美しく生きる」のテーマ、ジャンルも雰囲気もまったく違う4冊。
内容にはネタバレも含んでいますので、ご注意ください。
■参加者が盛り上がったところ
「現代でいうと、暴露系YouTuberみたいなものですか??」
「まあ、ちょっと近いかもしれませんね。ただ、単なる暴露ではなく、自分なりの信念を持って、お上や幕府の闇を世間に伝えるような存在だったんでしょうね」
■この本をより楽しめる情報
著者・沢木耕太郎は『深夜特急』などのノンフィクションで知られ、近年は『春に散る』『凍』といった小説も手がけてきましたが、本作は著者初となる堂々たる長編時代小説です。朝日新聞be(土曜版)で約2年・全91回にわたり連載された作品で、日本の芸能史上ただ一人死刑に処せられた実在の講釈師・馬場文耕の生涯を、地道な取材を交えて描いています。
■興味深い質問
「“隠れBL”って、どういう意味なんですか??」
「BL作品とは公言していないんですが、男性同士の関係性にどこかBL的な雰囲気を感じる作品のことですね」
「もしかして『レディ・ジョーカー』も?」
「そういう噂を風のうわさで聞いたことがあって……」
■参加者が盛り上がったところ
「読んでいると止まらない。もう面白すぎて!『合田シリーズ』の中でも一番でした」
「そんなに面白いの? 『照柿』も気になっているんですけど」
「その作品はつらいですよー」
■この本をより楽しめる情報
著者・高村薫は1953年大阪生まれ。1990年『黄金を抱いて翔べ』でデビューし、1993年『マークスの山』で直木賞を受賞。合田雄一郎シリーズ作である本作は1997年に第52回毎日出版文化賞を受賞し、「このミステリーがすごい!」1999年版国内編第1位にも選ばれています。実際のグリコ・森永事件から着想を得て執筆された作品で、2004年に映画化、2013年にはWOWOWでドラマ化もされました。
ジヴェルニーの食卓/原田マハ
■名画の裏側にあった画家たちの人間模様を、物語として味わいたい人におすすめの一冊
マティス、ドガ、セザンヌ、モネ——19世紀から20世紀にかけて新しい美を求めた4人の巨匠たちの創作の秘密と人生を、彼らのすぐそばで生きた女性たちの視点から描き出す短編集。表題作「ジヴェルニーの食卓」では、庭の風景を描き続けたモネと、その傍らで晩年を支えた義理の娘ブランシュとの日々が語られる。――
引用元:「集英社公式サイト」より
■興味深い質問
「そばにいた女性から見た、画家の巨匠ということですよね??」
「そうなんです。尊敬だけではなく、かといって恋愛とも違う感覚が描かれていました」
■参加者が盛り上がったところ
「描写がすごい!」
「抽象的でありながら、かなり鮮明にその絵画が想像できました」
■この本をより楽しめる情報
著者・原田マハは1962年東京生まれ。森美術館設立準備室やニューヨーク近代美術館(MoMA)勤務を経てキュレーターとなり、2005年『カフーを待ちわびて』でデビュー、2012年『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞を受賞しました。本作は2013年に第149回直木三十五賞候補となり、著者自身が「史実をベースにしたフィクション」と呼ぶ作品群の代表格。美術キュレーターならではの視点で、史実や参考文献を巧みに織り込みながら画家たちの素顔を描いています。
■興味深い質問
「GUCCIの店員さんって、プライベートでもGUCCIの店員さんっぽいんですか??」
「はい、生活の質が高いです。しっかり、きっちりしてます。」
「やっぱりそうなんですね」
■参加者が盛り上がったところ
「母に家族でブランド物のプレゼントをしました」
「いいですねー!」
「質が高くて、長持ちするので、長く使うなら結局コスパいいんですよね」
「たしかに」
■この本をより楽しめる情報
「自分に厳しい」「実は焦っている」「つい頑張りすぎてしまう」——そんな大人の女性に向けて、自分の気持ちをコンディショニングするための48の簡単な方法を紹介するエッセイ集。(小説ではありません)
【課題本一覧】
金閣寺 / 三島由紀夫 ←未定(参加希望者が2名以上になれば)
海と毒薬 / 遠藤周作 〃




