RENSの由来

読書ライフを楽しむために

たのしい読書ライフをおくるにはどうすればいいのだろう?

 日ごろ本を読む人は、一度ぐらいこの疑問を抱いたことがあるのはないでしょうか。
その人たちが自分にあった解をみつけたように、私も自分なりの答えを探しました。

  • Reading(読んで)
  • Experience(良い読書体験をして)
  • Next(さらに次の興味が湧いて)
  • Stock(本を入手して積む)

このサイクルをぐるぐるぐるぐる回すことで、より豊かな読書ライフを送ることができるという結論に至りました。

その頭文字を並べて、〈RENS〉という名称が生まれました。

Logo

RENSのロゴでも本の周りをRENS Cycleが回っています

例えこの4つの要素のどれが欠けても読書は楽しいものです。

が、この4つすべてが揃うと、相乗効果が生まれさらに大きな波となってより読書ライフを満喫できるはずです。

Reading – 読む

充実した読書は、ただその本の内容の良し悪しでだけではありません。
快適な環境での読書体験ってのがやっぱり楽しいです。

昔の大文豪のようにストイックに文字だけを追って、純粋に文学を追求する。というのももちろん構いません。
でもやっぱり、ときには飲み物をお供にスイーツを食べたり、クラシックやJAZZだけではなく派手な音楽なんかも流して読書を楽しみたいところです。

例えば、あなたは程よい弾力のある背もたれのソファに腰を下ろしたとします。
天井はシックなクロスが張られていて、暖色と昼白色の中間のような照明が優しく射しこんでいます。
心地よいピアノの旋律が耳に届いていました。
微かな気流に乗って少し苦味のありそうな香ばしいコーヒーの匂いが鼻孔を抜けていきます。

手元にはさっき読み始めたばかりの本。
いつもよりページをめくることが少しばかり捗るのかもしれません。

Experience良い読書体験

一冊の本を読み終えたあと、しばらく余韻に浸っている時間が長ければ長いほど特別な本だったと感じます。

前向きになれたのか、過去を思い出したのか、主人公に強い共感を抱いたのか、非日常を感じられたのか、あるいは何かの役に立つものだったのか……良いか悪いかもわかりませんが、琴線に触れたのでしょう。

本を読むという行為はどこまで行っても一人でするものです。

本の世界に自分をうまく滑り込ませて、そこで体験したことを現実に持ち帰ってくることができるのは、他人ではありません。

だから自分にあった読書スタイルが一番です。

Next – 次の興味

情報を取りすぎると今度は自分の気づきや、感じたこととは異なる部分がに直面して、少しげんなりすることも稀ではありません。

その本について広く知れば知るほど色んな意見や見方があるのだと発見します。
この著者が他にどんな本を書いているのだろうか? このテーマやジャンルって面白い、もっと読みたいという気持ちも芽生えます。

それを発見すれば似たような作品を読みたいという欲求が膨れ上がって新しい本を入手していきます。

読書をしていると数珠つなぎをしたくなる瞬間が多々あります。やっぱり良いものを読むと同じような読書体験を求めて、次の本を読みたくなるからです。

stacking-books

Stock 積読する

ところで、積読という言葉をご存知でしょうか? 

 買っても机の上などに積んでいるだけで読んでいない本・新聞・雑誌等のこと。積ん読とも表記。 読書家なら必ず持っているもの。”本は腐らないから””出会いは一期一会だから””今読まなくても、ぜったい読むから”などと自分に言い訳する頃には、数百冊単位の積読を抱えている場合が多い。

(引用元:はてなキーワード|積読)

積読の後ろめたさ

あなたは、積読は肯定派? それとも否定派?

様々な情報が溢れかえった現代では、積読が増えてくると、罪悪感を持ったり、早く読まなければと焦燥感を抱く人もいます。
私自身もその一人でした。

しかし、本当にそうでしょうか。多くの読書家にとって、次に読むべき本がない(積読がない状態)というのは、退屈なのかもしれません。

本棚を端から見て、次に読む本がないときのガッカリ感でじっとしていられません。積読本はたくさんあった方が、読書ライフは豊かになるはずです。

ということで、

 読んで(Reading)良い読書体験をして(Experience)さらに次の興味が湧いて(Next)本を入手して積む(Stock)以下ループ

 このサイクルをぐるぐるぐるぐる回すことで、より豊かな読書ライフを送ることができるという結論に至りました。その頭文字を並べて、〈RENS〉という名称が生まれました。
そんな手助けが少しでもできればRENSにとっても喜ばしいことです。

読書をもっと楽しむために、オリジナル商品の開発もしています。
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